スタディサプリENGLISH TOEIC｜「ディクテーション」の機能と方法を徹底解説

 

この記事では、スタディサプリENGLISHの「ディクテーション」の機能と学習方法、効果を徹底解説していきます。

私は3年以上スタディサプリENGLISHのTOEIC対策コースを利用しており、TOEICスコアを330から915点まで向上させました。

スコア915点に達するまでに効果的だった勉強法の1つが、スタディサプリを使ったディクテーションです。

スタディサプリを使った「ディクテーション」を正しく継続することによって、本質的なリスニング力が向上しますよ。

総学習時間

私のTOEICスコア

 

スタディサプリENGLISH TOEIC｜ディクテーションとは

 

 

ディクテーションとは、お手本の英語音声を聞き取るのと同時に書き取っていく勉強法です。

ディクテーションは通常であれば、流れてくる英語音声を「紙」に書き取る必要があります。

正直なところ、紙に書き取るディクテーションは非効率かなと。

細かく英語音声の再生停止、巻き戻しが必要ですし、紙に書いていく労力がかかるからです。

スタディサプリENGLISHを使えば、ディクテーションのときにパソコンでタイピング入力が可能です。

スマホであればキーボード入力で手軽に打ち込めます。

正しい方法でディクテーションを継続することで、本質的なリスニング力が向上して、TOEICリスニングのスコアアップに繋がりますよ。

 

スタディサプリENGLISH TOEIC｜ディクテーションの機能

 

 

スタディサプリENGLISHのディクテーション機能を、1つひとつ紹介しますね。

「なぜ効率的な学習に繋がるのか？」が理解できるはず。

ディクテーションの機能

 

1　TOEIC Part1~4の音声で行える

 

スタディサプリENGLISHのアプリ内には、TOEICリスニングパートが用意されていますよ。

TOEIC本番に近いクオリティーの実践問題で、ディクテーションが実践できるのです。

 

 

TOEICのPart1.2.3.4 全てに「ディクテーション」の機能が付いているので、問題を解いた後には必ずディクテーションに取り組むべきですよ。

TOEICの英語音声でディクテーションを行えば、効率的にTOEICスコアを伸ばせるので「どの素材で実践するか？」が大切かと。

私自身スタディサプリTOEICの英文を素材として、ディクテーションを200時間以上継続した結果、リスニング力が大幅に上がりました。 

 

2　パソコンとスマホで利用可能

 

スタディサプリENGLISHのディクテーションは、パソコンかスマホがあれば実践可能です。

私がディクテーションに力を入れていたときは、主にパソコンで実践していましたよ。タイピングが得意な方は、パソコンの方が効率的に実践できるかなと。

もちろんスマホでも簡単に文字打ちができるので、紙に書くより効率的にディクテーションに励めます。

 

3　1センテンスごとに実践可能

 

スタディサプリENGLISHのアプリ内では、リスニング英語音声が1センテンスごとに分かれているので、ディクテーションが行いやすいです。

長文の英語音声が1センテンスごとに分かれていなければ、再生停止、巻き戻しを何度も繰り返す必要がありますよね？

英文が1センテンスごとに分かれており、1タップで再生停止ができる機能のおかげで、効率的な勉強に繋がるのです。

 

4　1タップで何度でも再生が出来る

 

 

実際のディクテーション画面は上記の通り。

「音声再生」をタップすれば、何度でも英語音声を聞くことができますよ。

英語音声が流れるのと同時に、文字をタイピングして行けばOK。

ディクテーションは1度聞いただけでは、さすがに全文聞き取るのは難しいです。

1タップで何度も英語音声を再生できるので、聞き取れるまで何度も再生すべきかなと。

 

「音声再生」をタップすると「as much as I have showing you around.」が流れるので、集中して全文字タイピングしましょう。

音声再生は何度でもできるので、「as much as だけ聞き取れた！」場合は、もう1度再生して「as much as」以下に集中すればOKです。

 

 

5　レベルに応じて速度調整が出来る

 

スタディサプリENGLISHの音声を伴う学習（ディクテーションとシャドーイング、音読）では、お手本の音声速度を変更できますよ。

ディクテーション実践中に

と思ったら、実践中の画面内で「音声速度」が変更できます。

聞き取れない箇所だけ「遅くする」など、臨機応変に取り組めるところがメリットかなと。

 

 

スタディサプリの「1.2倍速」のスピードは、TOEIC本番のリスニングスピードと同じくらいなので注意してください。

 

6　1文字ヒントを使える

 

ディクテーション中、何度でも英語音声を再生できるのが魅力ですが、「何度聞いても全く聞き取れない」場合が普通にありますよ。

「実際の英語音声」と「自分が思っている音」が一緒でなければ、何度聞いても聞き取れません。

全く聞き取れない場合には、「一文字ヒント」を使えばOK。

下記で「一文字ヒント」をタップすると、「as」の「a」が表示されます。

連続でタップすると、「as much as…」と連続で表示できるので、何回か聞いてわからなければ、聞こえるとこまで飛ばしましょう。

 

 

スタディサプリENGLISH TOEIC｜ディクテーションの方法

 

 

 スタディサプリENGLISH を使った「ディクテーション」の方法と順序を以下で解説しますね。

ディクテーションの方法と順序

 

1　リスニングの英語音声を利用

 

スタディサプリENGLISHのアプリ内には、Part1~4までの実践問題が用意されており、全ての問題でディクテーションができます。

私はPart3.4の英文を素材として、ディクテーションに取り組んでいました。

なぜならある程度英文が長いほうがいいと思ったから。

ディクテーション初心者の場合は、Part2の短い英文で実践するほうが効率的かもしれません。

 

 

2　お手本音声を集中して聞く

 

ディクテーションの前に英語音声を何度か集中して聞いてみましょう。

「音声再生」を1タップすれば、何度でも英語音声を聞けますよ。

 

「全単語を聞き取る！」意識を持って、細部まで聞き取れるように集中を高めるべき。

 

3　何度も再生してタイピングする

 

ディクテーション画面で「音声再生」をタップすれば、何度でも英文を再生できますよ。

 

 

「音声再生」をタップすると

という英文が流れるので、聞こえた単語を1語ずつタイピングして行きましょう。

いまいち聞き取れなかった場合は、「音声再生」をタップして何度も再生してください。

1タップで英語音声を再生できるのが、スタディサプリTOEICのメリットです。

「再生停止、巻き戻し」を繰り返すのは、効率が悪すぎるから。

 

4　聞こえない箇所を何度も聞く

 

英語音声に対して「ディクテーション」を繰り返していると、全然聞き取れない箇所が出てきますよ。

 

 

文中の「as much as」だけ聞き取れて、その後が聞き取れなかった場合は、再び「音声再生」をタップして英文を流しましょう。

ディクテーションの最中でも「音声再生」をタップすれば、何度でも英語音声を繰り返し聞けますよ。

途中までしか聞き取れないことは普通にあります。

何度も繰り返し「聞き取り ⇛ タイピング」に取り組めば良いかと。

 

5　速度調整と「一文字ヒント」を使う

 

ディクテーション実践中は、より効率的なトレーニングにするために、速度調整やヒントを使ってサクサク進めていくべき。

「as much as I have」まで聞き取れたけど、その後が全然聞き取れないときは、途中で「速度調整」ができます。

 

部分的にゆっくり聞きたいときだけ「0.8倍速」にするなど、あなたの英語力に合わせて効率的に進められますよ。

さらには何度聞いても聞き取れないときには、「一文字ヒント」を使って単語を表示させればOKです。

 

6　発音の弱点（課題点）を発見する

 

ディクテーションを正しい方法で継続すると、発音の弱点（課題点）が発見できますよ。

英語独自のリエゾンやリダクション、フラッピングによって正しく聞き取れない場合が多いので、1つひとつに注意を向けましょう。

英語の音声変化

 

 

上記英文の中で1番聞き取りづらいのが、「showing you」です。

「showing you」が「ショウイングユー」のようにハッキリ発音されず、「ショウインニュ」と短く発音されるから。

リエゾンを意識する上で、「showing you」＝「ショウインニュ」だと、認識してください。

集中してディクテーションを行っていると、自分自身の発音の課題点を見つけられますよ。

最初から「showing you」＝「ショウインニュ」だと、認識していれば1発でスムーズに聞き取れます。

聞き取れない理由を明確にすることが大切かなと。

 

7　課題点を改善するためにオーバーラッピングを行う

 

ディクテーションによって発音の課題点を見つけた後は、オーバーラッピングに取り組みましょう。

オーバーラッピングとは、お手本の英語音声を聞きながら同時に自分でも発話していく勉強法です。

ディクテーションの結果、「showing you」の発音が課題だと認識した後、

実際にお手本音声に重ねて発話することで、知識の定着に繋がるのです。

だと知識が定着しません。

正しい発音を自分自身でアウトプットする必要がありますよ。

 

スタディサプリENGLISH TOEIC｜ディクテーションの効果

 

 

スタディサプリENGLISHの英文を素材としてディクテーションを継続すると、発音が矯正されてリスニング力が向上しますよ。

ディクテーションでは英語音声を聞き取りながらタイピングするので、英文中の全ての単語を聞き取らなければならないです。

ディクテーションの過程では

など自分自身の「発音の課題点」を見つけられるのです。

ディクテーションは、自身のリスニング力の分析作業だとも言えます。

ディクテーションしなければ気付かない「発音の課題点」が見つかるから。

ディクテーションの効果

 

1　リスニング力が向上する

 

ディクテーション実践による最大の効果は、リスニング力が向上することです。

私自身スタディサプリENGLISHで200時間以上ディクテーションに励みました。

リスニング400点までは、ディクテーション中心のリスニング学習に取り組んでいたのです。

ディクテーションによって、自分の発音の課題を見つけ、1つひとつ丁寧に改善していくことで、リエゾンやリダクションに対応できるようになります。

 

例えば、「Not at all」の発音を「ノットアットオール」だと認識していると、全然聞き取れません。

実際には「Not at all」が「ノラロゥ」のように発音されるので、認識のギャップを埋める必要があるのです。

リエゾンとリダクション、フラッピングによる音声変化の知識を事前に理解した上でディクテーションに臨むと、より効率的なリスニング学習に繋がるかなと。

 

2　効率的に発音矯正ができる

 

スタディサプリENGLISHのアプリを使ってディクテーションを継続すれば、効率的に発音矯正ができますよ。

ディクテーションの実践最中は、全集中して単語1つひとつを聞き取らなければならないので、今まで気付かなかった「発音の課題点」を把握できるのです。

発音の課題点を見つけた後は、自分自身で正しい発音を声に出してみましょう。

正しい発音を身につけるためには、アウトプットが必要ですよ。

自分で正しく発音できる音は、リスニングのときにスムーズに聞くことができます。

何度もお手本音声を聞いてみて「どのように音が変化しているか？」に注目しましょう。

 

3　TOEICスコアが上がる

 

スタディサプリENGLISHの英文を素材として、ディクテーションを行うことで、TOEICのスコア向上に繋がります。

TOEIC頻出の単語や文法を何度も聞き取りタイピングしていくことで、自然とTOEIC独自のパターンに慣れるのです。

本質的な英語力を高めることが最も大切ですが、TOEIC独自の単語やフレーズ、シチュエーションを把握しておきましょう。

 

スタディサプリENGLISH TOEIC｜シャドーイング

 

 

スタディサプリENGLISHのディクテーションに慣れたあとは、シャドーイングに挑戦するべきです。

アプリ内の英文には、1センテンスごとに英語音声が付いているので、シャドーイングや音読を効率的に行なえますよ。

スタディサプリENGLISHのTOEIC対策メソッドとして、ディクテーションとシャドーイングが取り入れられています。

 

 

プログリットなどの英語コーチングスクールで「シャドーイング」が推奨されているため、実践する価値があるかなと。

私自身TOEIC800点まではスタディサプリのディクテーションに集中していましたが、800から915点に高める過程では、シャドーイングに最も力を入れましたよ。

ディクテーションで英語のリスニング力を底上げしてから、シャドーイングに取り組むことで効率的に英語力を上げられるのです。

スタディサプリENGLISHを使った「シャドーイング」については、以下記事で徹底解説しています。

>> シャドーイングの詳細を見る！

 

スタディサプリENGLISH TOEIC｜アプリが向いている方

 

 

これまでの情報を生かして、スタディサプリENGLISHのアプリに向いている方を考えました。

スタディサプリに向いている方

スタディサプリENGLISHを使って、継続的にディクテーションに取り組めば、あなたのリスニング力は必ず向上します。

ディクテーション実践によって、自分自身の発音の課題点を見つけられます。

課題点に対して適切にアプローチすれば、リスニング力の底上げに繋がるのです。

ただし英語学習のモチベーションを維持して、ディクテーションに継続的に取り組む必要がありますよ。

スタディサプリENGLISHのTOEIC対策コースは、現在7日間の無料体験ができます。

7日間利用してみて「ディクテーションが効率的に行える」「自己分析のツールとして最適」と感じたら、継続利用する価値があります。

 

スタディサプリENGLISH TOEIC｜パーソナルコーチプランが向いている方

 

 

スタディサプリENGLISHのアプリを利用すれば、効率的なディクテーション実践が可能です。リスニング力向上、TOEICスコア向上にも繋がるでしょう。

アプリ内で「総学習時間」「連続学習日数」が記録されるので、学習を継続しやすい設計になっています。

それでも

のように感じている方は、スタディサプリENGLISHのパーソナルコーチプランが適していますよ。

パーソナルコーチプランは、1人の英語学習に挫折しないように作られています。

あなた専属のコーチが学習プランを作成してくれるので、学習プランに沿った効率的な勉強に繋がるかと。

学習プランに沿ってモチベーションを保ちながら、ディクテーションを含めたTOEIC学習に励みたい方は、専属コーチと併走するのが良いです。

完走率96％のパーソナルコーチプランは、7日間無料で体験することができます。

あなただけの学習プランを提示されたい方は、まずは無料で試してみてください。

 

スタディサプリENGLISH TOEIC｜まとめ

 

 

この記事では、スタディサプリENGLISHの「ディクテーション」の機能と学習方法、効果を徹底解説してきました。

ディクテーションを正しく継続することで、本質的なリスニング力が向上して、結果的にTOEICスコア向上に繋がりますよ。

私がスタディサプリENGLISHを3年以上利用し続けている理由の1つとして、「効率的なディクテーションに取り組めること」が挙げられますね。

この記事で紹介したアプリ