この記事では、英語の「比較級・最上級・原級」について例文を参考としながら、使い方や文構造、意味を徹底解説していきます。
「比較級・最上級・原級」を使うことによって、表現に対する「説得力」を大幅に高めることができるので、TOEICや日常会話中で頻繁に出会いますよ。
英語の比較表現の本質を理解してから正しく身につけることによって、英語表現の幅が大きく広がり、本質的な英語力向上に繋がるのです。
比較級と最上級、原級に分けて1つひとつ丁寧に掘り下げますね。
英語の比較表現「比較級・最上級・原級」とは
英語の文法を理解するときは本質を学ぶことが大切なので、英語の比較表現(比較級・最上級・原級)がいつ、どのような場面で使われているのかにフォーカスしましょう。
比較表現(比較級・最上級・原級)使うことによって、自分自身の表現に「説得力・具体性」を持たせることが可能。
コミュニケーションにおいて物事の説明をするときには、話の内容に「説得力」を持たせたいので比較表現を使います。
「説得力や具体性」がどのように高められているかを深く理解するために、実際の例文を徹底的に掘り下げますね。
英語の比較級|基本
英語の比較表現を理解する上で大切なことは、形容詞と副詞の語形変化に注目すること。
比較表現は、形容詞や副詞の「性質・状態・度合い」を何かと比べることによって、説得力を持たせる手段として捉えましょう。
例えば「私は母より背がもっと高い」のような表現をしたいときに、比較級を使うことが可能。
比較級を作るときには「形容詞」「副詞」の語尾に「er」をつける、または「形容詞」「副詞」の直前に「more」をつけることで完成します。
長めの形容詞や副詞の直前には「more」をつけるルールがあり、2音節以上ある単語に「er」ではなく「more」をつけます。
複数のパターンあるため、1つひとつ例文を見て理解を深めましょう。
1 英語の比較級|「er」「more」
比較級の理解を最大に深めるために、元の英文と比較級の英文を比べながら語形変化、英文変化を見ていきます。
最上級で用いる形容詞や副詞、「er」「more」の使い分けを確認しましょう。
1-1 比較級|「er」形容詞
「er」の例文|形容詞
- 〈元の英文〉 I am tall.
- 私は背が高いです。
- 〈比較級〉 I am taller than my mother.
- 私は母より背が高いです。
上記英文では、形容詞「tall」の語尾に「er」をつけて、比較級「taller」に変化。
さらには比較対象が必要なため、「than my mother」のかたまりが後ろに置かれています。形容詞の比較級に続いて「〜より」を表す英語が「than」。
「er」と「than」は基本的にはセットであり、「than」が英文中にあれば「比較級」が存在すると考えていいでしょう。
上記では「I am taller than my mother.」のような比較表現を使うことで、事実に対する「説得力や具体性」を高めています。
「I am tall.」だけではかなり抽象的なので、「説得力や具体性」を持たせるために比較級を使っているのです。
1-2 比較級|「more」形容詞
「more」の例文|形容詞
- 〈元の英文〉 Soccer is popular.
- サッカーは人気があります。
- 〈比較級〉 Soccer is more popular than basketball.
- サッカーはバスケより人気があります。
上記英文では、形容詞「popular」の直前に「more」をつけて、比較級「more popular」が完成。
「popular」は、音節が「pop」「u」「lar」の3つで構成されているので「more」を使います。2つ以上音節がある形容詞には「more」をつけるのを覚えておきましょう。
文構造としては「SVC」の第2文型で完成しており、比較対象「than basketball」は文の外側に置かれています。
上記では「サッカーの人気」を説得力を持って表現したいために、比較級を用いているのです。
1-3 比較級|「er」副詞
「er」の例文|副詞
- 〈元の英文〉 I can run fast.
- 私は早く走れます。
- 〈比較級〉 I can run faster than Mary.
- 私はメアリーより早く走れます。
形容詞の比較級「er」に続いて、副詞の比較級「er」を見ていきます。形容詞と副詞では英文中の位置が異なるので注意。
上記英文では、副詞「fast」が比較級「faster」に変化。比較級を使うときには「比較対象」が必要なので「than+比較対象」の組み合わせ。
「than」の直後にその場にいる全員が知っている「比較対象(外部基準)」が必要だということです。
もっと掘り下げると「than+比較対象」における、比較対象になる「人や物事」がその場で共有されていなければなりません。自分と相手の間で「共通認識」を持っていないと、そもそも比較表現が成立しないため。
「I can run faster than Mary.(私はメアリーより早く走れる)」と表現する場合に、その場にいる全員が「メアリー」のことを知っているという前提条件があるのです。
1-4 比較級|「more」副詞
「more」の例文|副詞
- 〈元の英文〉 I speak English fluently.
- 私は流暢に英語を話します。
- 〈比較級〉 I speak English more fluently than my mother.
- 私は母より流暢に英語を話します。
元の英文の構造を見ると「I speak English」で完全文になっており、副詞「fluently」が文の外側に位置しています。
そして3音節の副詞「fluently」を比較級にするために「more fluently」に変化。
上記での比較対象は「母」になっており、母と比較して「自分自身の英語力」をアピールしていると捉えられますね。
英語の最上級|基本
比較級では2つを比べて説得力を高めていましたが、最上級では3つ以上を比べて人やモノ、コトの「性質・状態・度合い」などが1番高いことを表せます。
最上級も比較級のときと同様に、形容詞と副詞の語形変化によって作り上げる文法であり、形容詞と副詞の語尾に「est」をつける、もしくは直前に「most」をつけることで完成。
さらには最上級を作るためには「最上級のサイン(限定条件)」が必要であり、特定の範囲を限定することによってその範囲の中での1番を決定できるのです。
この記事では、最上級のサインにもフォーカスしながら解説を進行しますね。
1 英語の最上級|「est」「most」
最上級の理解を深めるために、元の英文と最上級の英文を比べながら語形変化、英文変化を見ていきます。
最上級で用いる形容詞や副詞、「est」「most」の使い分けを確認しましょう。説得力の持たせ方や最上級のサインにも注目しながら、例文を徹底的に掘り下げますね。
1-1 最上級|「est」形容詞
「est」の例文|形容詞
- 〈元の英文〉 She is tall.
- 彼女は背が高いです。
- 〈最上級〉 She is the tallest in the class.
- 彼女はクラスで1番背が高いです。
形容詞の最上級を作るときの文構造は「the+形容詞(最上級)+名詞」ですが、上記では名詞が省略されて「the tallest(形容詞)」だけで表現。
本来ならば「the tallest person」が正しいですが、「person」は常識的に明らかに分かることなので省略されているのです。
形容詞が最上級で使われている英文では、形容詞の直後に名詞がある場合とない場合の2パターンに分かれます。名詞がない場合は、名詞が常識的に明らかに分かることなので省略されていると捉えましょう。
最上級のサインにフォーカスすると、「in the class」が上記英文における「最上級の限定条件」であり比較範囲を制限しています。
上記英文の本質理解を進めると「She is tall(彼女は背が高い)」だけでは説得力がないので、事実の説得力を高めて具体的な表現をしたいために、「She is the tallest in the class(彼女はクラスで1番背が高い)」の英文に変化させている、という流れですね。
1-2 最上級|「most」形容詞
「most」の例文|形容詞
- 〈元の英文〉 She is beautiful woman.
- 彼女は美しい女性です。
- 〈最上級〉 She is the most beautiful woman in Japan.
- 彼女は日本で1番美しい女性です。
形容詞の最上級を作るときの文構造は「the+形容詞(最上級)+名詞」。
上記では3音節の形容詞「beau・ti・ful」を最上級にしたいので「most beautiful」の形で構成。
さらに形容詞の最上級の直前には冠詞「the」が必要なため、「the most beautiful」の組み合わせになります。
冠詞「the」が必要な理由は、最も程度が高い「人やモノ」は常識的に1人、1つに特定できるから。
限定された範囲の中で1人しかいない、1つしかない場合には「共通認識」や「相互了解」があると考えられますね。
最上級のサインとしては「in Japan」が「最上級の限定条件」となっています。
前提として範囲を限定しなければ「最上の人やモノ」を表現することができないので、必ず最上級のサイン(限定条件)が必要なのです。
1-3 最上級|「est」副詞
「est」の例文|副詞
- 〈元の英文〉 I can run fast.
- 私は早く走れます。
- 〈最上級〉 I can run the fastest in the class.
- 私はクラスの中で1番早く走れます。
副詞の最上級は「the+副詞(最上級)+限定条件」で構成。
上記の英文では「I can run」で文が完成しており、副詞「fast」が文の外側に位置。
そして副詞「fast」を最上級にするために、「the fastest(最上級)+ in the class(限定条件)」の形で表しています。
副詞「fastest(最上級)」の文中での役割は、動詞「run」を修飾しています。副詞の最上級では「the」を省略できることも覚えておきましょう。
「I can run fast(早く走れる)」だけでは具体性がないため、「I can run the fastest in the class(クラスの中で1番早く走れる)」という最上級の英文にすることで、説得力が非常に高い表現となります。
最上級の英文における比較対象は「クラス全員」であり、特定の1人と比べるよりも「複数の中でトップ」のように表現したほうが、説得力が圧倒的に高くなりますね。
比較級と最上級どちらも「説得力」を高めて、相手に具体的に伝える技法と考えてもいいでしょう。
1-4 最上級|「most」副詞
「most」の例文|副詞
- 〈元の英文〉 I speak English fluently.
- 私は流暢に英語を話します。
- 〈最上級〉 I speak English the most fluently in my family.
- 私は家族の中で1番流暢に英語を話します。
上記では「I speak English」で完全な文になっており、動詞「speak」を修飾している副詞「fluently」が文の外側に位置。
英文の構造や修飾に対して理解を深めることによって、比較級や最上級の英文をスムーズに作ることが出来ますよ。
副詞「fluently」を最上級にするために、「most fluently」に語形変化が行われています。
「flu・ent・ly」は3音節で構成されているために、直前に「most」をつけることで完成します。それから特定を表す「the」を加えれば、「the most fluently」が出来上がるのです。
さらに最上級では「最上級のサイン(限定条件)」が必要なので、「in my family」で範囲を制限。
本質としては、「in my family(家族の中)」で「自分自身の英語力が最も高い」のような説得性を高める表現をしており、どれくらい流暢に英語を話せるのかを具体的に述べていますよ。
ただ単に「英語を流暢に話せる」と言うよりも、限定条件を決定した上で「〜の中で1番」のように述べたほうが、圧倒的に説得力が高くなりますよね。
英語の最上級|限定条件
この記事では、英語の最上級を作るためには「最上級のサイン」が必要であり、限定条件が必ず伴うことを例文と一緒に解説してきました。
例文を参考にしながら、今1度「最上級の限定条件」を確認しましょう。
1 最上級の限定条件|「in+場所」
最上級で「〜の中で(場所や範囲)」を表すときには、前置詞「in」を使います。文構造は「in+単数名詞」の組み合わせ。
最上級の例文|「in+単数名詞」
- She is the most beautiful woman in Japan.
- 彼女は日本で1番美しい女性です。
上記の英文では「in Japan(場所)」が最上級の限定条件。
「彼女が美しい」という事実、または「主観」に説得力を持たせるためには「限定条件」を使って範囲を制限する必要があります。
2 最上級の限定条件|「of+数量」
最上級で「〜の中で(数量)」表したいときには、前置詞「of」を使います。文構造は「of+複数名詞(数量)」の組み合わせ。
最上級の例文|「of+複数名詞」
- Mary is the cutest girl of the five.
- メアリーは5人の中で1番可愛い女性です。
上記の英文では「of the five(数量)」が最上級の限定条件。
単に可愛いと表現するよりも、限定条件が伴う最上級を使った方が「説得力や具体性」が高まります。
3 最上級の限定条件|経験
最上級では範囲を限定する語句が必要であり、現在完了形の「経験用法」が使われる場合があります。
最上級の例文|経験限定
- Mary is the cutest girl I’ve ever seen.
- メアリーは今まで出会った中で最も可愛い女性です。
上記おける最上級の限定条件は「I have ever seen」であり、「私が今まで〜した中で」という人生経験の幅を表現していますね。
最上級の限定条件は場所や数量だけではなく、「生まれたときから今この瞬間まで」の範囲を条件とする場合もあり。
英語の比較表現|原級比較
これまで比較級と最上級について解説していきましたが、英語の比較表現には「as as」を使った原級比較もあります。
「as as」を使った原級比較では、「〜と同じくらい」「〜に負けないくらい」のような比較表現が可能です。
原級比較の文構造は、「as+形容詞 or 副詞の原級+as+比較対象」の形。
英文の構造や本質的な意味を理解することが大切なので、例文を参考としながら解説しますね。
1 原級比較|形容詞
原級の例文|形容詞
- 〈元の英文〉 She is kind.
- 彼女は優しいです。
- 〈原級〉 She is as kind as Mary.
- 彼女はメアリーと同じくらい優しいです。
上記の英文において「She is kind.(彼女は優しい)」だけで表現した場合には「説得力・具体性」が全くないので、「原級(as as)」を使うことによって「優しさの程度」を明確にしています。
「メアリーと同じくらい優しい」「メアリーに負けないくらい優しい」のように比較対象を持ち出すことで、優しさの程度が明らかになるのです。
前提条件としては、その場にいる人の中で「メアリーの優しさ」が共有されている必要があります。なぜなら比較対象である「メアリー」に対して、あらかじめ共通認識がなければ話が成立しないから。
原級の構造を見ていくと、1個目の副詞「as」が形容詞「kind」を修飾しており、その後ろでは「接続詞〈as〉+ 比較対象」の形で構成。
「as as」で形容詞を挟んでいると考えるよりも、文構造や修飾の知識を生かして「as」の本当の機能を考えるべき。
2 原級比較|副詞
原級の例文|副詞
- 〈元の英文〉 I can run fast.
- 私は早く走れます。
- 〈原級〉 I can run as fast as Mary.
- 私はメアリーと同じくらい早く走れます。
元の英文では「早く走れる」だけで説得力がないので、原級比較を使うことによって具体性を高めています。
本質としては「メアリーに負けず劣らず早く走れる」のような意味を強調したいのであり、「メアリーと完全に同じ」と言いたいわけではありません。
さらには「メアリーの足の速さ」をその場にいる人が共通認識として持っている必要があります。そうでなければメアリーを比較対象として持ち出す意味がなくなるため、比較対象の共通認識にもフォーカスしましょう。
「I can run as fast as Mary」の文構造を見てみると、「I can run.」で英文が完成しており「as fast as Mary(副詞エリア)」が文の外側に位置。
上記のように英文が完成している場合「as as」の間には「副詞の原級」のみOK。
「as as」の間に「形容詞の原級」が入る場合には、必ず「be動詞」が伴って文型内に収まりますよ。
形容詞と副詞の使い分けを正しく行う必要があるので、文構造の観点からアプローチするのが良いと思います。
3 原級比較|倍数表現
原級の例文|倍数表現
- 〈原級〉 She is as kind as Mary.
- 彼女はメアリーと同じくらい優しいです。
- 〈倍数表現〉 She is twice as kind as Mary.
- 彼女はメアリーの2倍優しいです。
原級の倍数表現はとてもシンプルで、上記の英文では「as kind as」の直前に「twice(2倍)」を置いているだけ。
「twice(2倍)」に続いて、「three time(3倍)」「four times(4倍)」を表す場合にも「as as」の直前に置くだけで完成します。
英語の比較級|発展
ここからは発展的な比較級の使い方を、例文を参考にしながら解説しますね。
1 英語の比較級|強調表現
比較級の強調|例文
- 〈比較級〉 She is kinder than Mary.
- 彼女はメアリーより優しいです。
- 〈強調表現〉 She is much kinder than Mary.
- 彼女はメアリーよりはるかに優しいです。
上記の英文では、比較級の強調「much」を比較級「kinder」の直前に置くことによって、「彼女とメアリーの優しさの差」をさらに強く表現していますよ。
比較対象との程度差を強く表現したいときに、比較級の強調「much」「far」「even」などで修飾できるのです。
2 英語の比較級|倍数表現
原級と同様に比較級にも倍数表現があるため、例文を見て理解を深めましょう。
比較級の例文|倍数表現
- 〈比較級〉 My mother is older than me.
- 私の母は私より歳をとっています。
- 〈倍数表現〉 My mother is twice older than me.
- 私の母は私の2倍歳をとっています。
上記の英文では「twice(2倍)」を比較級「older」の直前に置くことによって、より具体的に程度差を表現していますよ。
比較級の直前に強調表現の役割をする単語を置けば良いだけなので、シンプルに捉えてOK。
3 英語の比較級|「the 比較級 the 比較級」
「the 比較級, the 比較級」の形で「〜すればするほど、〜な人ほど〜しやすい」という比例の意味を表せます。
「the 比較級, the 比較級」|例文
- The older she grew, the more beautiful she became.
- 彼女は歳をとればとるほど美しくなった。
上記では「the 比較級+SV, the 比較級+SV」になっており独特な構造に感じますが、独特ゆえに英文中で目立っています。単に「比例の定型表現」として暗記しておけば良いですよ。
英語の最上級|発展
ここからは発展的な最上級の使い方を、例文を参考にしながら解説しますね。
1 英語の最上級|強調表現
最上級の強調|例文
- 〈最上級〉 She is the most beautiful woman in Japan.
- 彼女は日本で最も美しい女性です。
- 〈強調表現〉 She is by far the most beautiful woman in Japan.
- 彼女は日本で断然最も美しい女性です。
上記における強調表現では、最上級に必要な「the」の直前に「by far」を置いています。
日本語訳としては「断然」「ずば抜けて」のような意味が適しているでしょう。「by far」「much」を「the」の直前につけるだけで、最上級の強調表現が完成。
2 英語の最上級|倍数表現
最上級の例文|倍数表現
- 〈最上級〉 She is the most beautiful woman in Japan.
- 彼女は日本で1番美しい女性です。
- 〈倍数表現〉 She is the second most beautiful woman in Japan.
- 彼女は日本で2番目に美しい女性です。
最上級では3つ以上を比べて「性質・状態・度合い」が1番高いことを表せますが、「2番目に高い」「3番に高い」のように表現することも可能。
文構造の理解が最も大切であり、「the most beautiful」の「the」と「most」の中間に「second」が置かれています。
形容詞や副詞の最上級の直前に「序数」を置くだけなので、まずは最上級の基本的な文構造をしっかりと覚えましょう。
3 英語の最上級|「one of 最上級」
「one of 最上級」|例文
- She is one of the tallest students in the class.
- 彼女はクラスで最も背が高い生徒の1人です。
上記の英文では「one of the+形容詞の最上級+複数名詞」の形をとっており、「最も〜な1人」「最も〜な1つ」という意味を表現できます。
さらには「one of the tallest students(複数名詞)」になっていることにフォーカスしましょう。
「最も背が高い生徒たち」の中の1人なので、単数名詞ではなく「複数名詞」で表すことが必須なのです。
まとめ|英語の比較表現「比較級・最上級・原級」
この記事では、英語の比較表現である「比較級・最上級・原級」について基本から発展まで徹底的に解説してきました。
「比較級・最上級・原級」を使うことによって、表現に対する「説得力や具体性」を大幅に高めることができるので、TOEICや日常会話でも頻出かつ重要な表現として活用されますよ。
比較表現の本質や文構造を正しく理解すれば、英語表現の幅が圧倒的に広がるので、1つひとつ丁寧に学びを深めましょう。
今回はこれで以上です。
読んで頂きありがとうございました。