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TOEIC Part6の対策法&テクニック|スコア900超が徹底解説

 

この記事では、TOEIC Part6(長文穴埋め問題)の解答手順と対策法、テクニックを徹底解説していきます。

Part6は長文読解力が問われるように感じますが、実際は品詞問題や語彙問題など、Part5の要素が強いです。

Part5と Part7対策 をしていれば、Part6は割とスムーズに対応できますよ。

とはいえPart6特有の問題や効果的な解答手順、対策法があるので、TOEICスコアを向上させたい方は参考にしてください。

私自身のTOEICスコア

私のTOEICスコア

 

TOEIC Part6の概要

 

 

TOEIC Part6は、長文中に4つの空所があり、最も適する答えを4つの選択肢から選びます。

1つの長文に4つの設問があり、それが4セットあるため、全部で16問解きます。

理想は1セット2分で終わらせたいので、1問30秒で解く必要がありますよ。

1問30秒で解ければ合計8分で終わります。

 Part5 は10分、Part6は8分で解けるように、普段から公式問題集やスタディサプリENGLISHなどで時間配分を身に着けましょう。

理想の時間配分

  • Part5 ⇛ 10分
  • Part6 ⇛ 8分
  • Part7 ⇛ 57分

 

TOEIC Part6の解答手順&コツ

 

 

TOEIC Part6の解答手順を以下で解説しますね。

解答手順がイメージしやすいように、TOEIC公式サイトのサンプル問題を利用します。

Part6のサンプル問題

No. 131
(A) interest
(B) interests
(C) interested
(D) interesting

No. 132
(A) develop
(B) raise
(C) open
(D) complete

No. 133
(A) After all
(B) For
(C) Even so
(D) At the same time

No. 134
(A) Let me explain our plans for on-site staff training.
(B) We hope that you will strongly consider joining us.
(C) Today’s training session will be postponed until Monday.
(D) This is the first in a series of such lectures.

引用|TOEIC公式サイト

 

Part6は1つの長文につき4つの設問があります。

文頭から読み進めていき、空所に適する選択肢を決定しましょう。

品詞問題や語彙問題に加え、文脈から推測する問題があるので、基本的には前から読んでいくのがオススメです。

No,131は「interest」の派生語が並んでいるため、品詞問題だとわかります。

品詞問題の場合は、1センテンスの中で答えを決められますよ。

「For — employees.」に適する品詞を4つの中から選べばOK。

選択肢(C)「interested(過去分詞)」が正解となります。

「employees」を前から修飾できるのは、「interesting(現在分詞)」か「interested(過去分詞)」です。

「interest」は「人に興味を持たせる」という意味なので、「興味を持っている人」として表したい場合は、「interested emplyees」が正しいのです。

 

No,134は、Part6で最も難しい「文挿入問題」です。

設問に英文が並んでおり、文脈的に考えて最も適する選択肢を選びます。

文挿入の前後の文を見て文脈的に考える必要があるので、時間がかかりやすいです。

TOEICの目標スコア800点以下の方は、文挿入問題だけ飛ばしても良いかなと。

上記サンプルでは、直前の文とWe hope that you will strongly consider joining us.」が文脈的に自然な流れになるので、正解だと判断できるのです。

直前の文だけ見てわかる場合もありますし、直前と直後の流れを正しく理解してから、最も適する文を考えるパターンもありますよ。

 

TOEIC Part6対策|解法テクニック

 

 

TOEIC Part6に生かせるテクニックを以下で紹介しますね。

精読や音読、シャドーイングで本質的な英語力を鍛えるのがベストですが、TOEICは試験なのでテクニックが存在します。

先程紹介したTOEICサンプル問題を参考として、本番で使えるテクニックを解説します。

Part6のテクニック

  1. 最初に設問のパターンを見る
  2. 「文挿入問題」を飛ばす

 

1 最初に設問のパターンを見る

 

Part6の長文を読む前に、4つの設問を確認します。

No,131は「品詞問題」、No,132は「語彙問題」、No,133は「文脈から考える問題」、No,134は「文挿入問題」だと判断できます。

英文を前から読んでいくのがセオリーですが、最初に設問のパターンがわかっていれば、効率的に問題を解けるときがありますよ。

No,131は「品詞問題」だから1センテンスに集中して、英文の構造を100%集中して理解しよう!という意識で設問に向き合えます。

No. 131(品詞問題)
(A) interest
(B) interests
(C) interested
(D) interesting

No. 132(語彙問題)
(A) develop
(B) raise
(C) open
(D) complete

No. 133(文脈から考える問題)
(A) After all
(B) For
(C) Even so
(D) At the same time

No. 134(文挿入問題)
(A) Let me explain our plans for on-site staff training.
(B) We hope that you will strongly consider joining us.
(C) Today’s training session will be postponed until Monday.
(D) This is the first in a series of such lectures.

 

2 文挿入問題を飛ばす

 

Part6には1つの長文につき、「文挿入問題」が1問あります。

目標スコアが800点以下の方は、文挿入問題だけ飛ばしてもOKかなと。

私自身スコア700点台のときは、Part7の長文読解に時間をかけるために、文挿入だけ飛ばして 8分以内で終われるように調整していました。

文挿入問題はじっくり英文を読めば正解できることが多いですが、TOEICでは時間配分が大切なので、「時間がかかりそう…」だと思ったら思い切って飛ばすのがオススメ。

No. 134(文挿入問題)
(A) Let me explain our plans for on-site staff training.
(B) We hope that you will strongly consider joining us.
(C) Today’s training session will be postponed until Monday.
(D) This is the first in a series of such lectures.

 

TOEIC Part6対策|スタディサプリENGLISHを使った効果的な勉強法

 

 

TOEIC Part6を効果的に勉強したい方は、スタディサプリENGLISHを利用するのがオススメです。

スタディサプリENGLISHのTOEIC対策コースでは、Part別に実戦問題に取り組めます。

Part6の実戦問題では TOEIC同等の問題に取り組んでから、音読を実践できるので、テクニックと本質的な英語力をどちらも鍛えられますよ。

私自身がスコア915点に達するまで、絶え間なくスタディサプリENGLISHを利用してTOEIC学習に励みました。

Part6の効果的なトレーニング方法を以下で画像つきで解説しますね。

私の総学習時間

スタディサプリENGLISHの学習時間

 

1 Part6対策|問題演習に取り組む

 

スタディサプリENGLISHのPart6対策は以下の順序。

  1. 問題演習
  2. 単語・イディオムチェック
  3. 本文チェック
  4. スピード音読

 

この記事では「問題演習」と「スピード音読」の流れを解説しますね。

Part6の問題演習

Part6の問題演習

 

TOEIC本番と同様に、長文1セットに4つの設問が用意されています。

文頭から読み進めていき、空所に最も適する選択肢を選びましょう。

1-1は語彙問題なので、前後の文脈を理解しなければ解けません。

そもそも品詞問題や語彙問題、文挿入問題などPart6の特徴に慣れる必要があります。

問題演習はトレーニング段階なので、「どういう知識が問われているのか?」を考えながら正解選択肢を導きましょう。

長文をしっかり読み4つの正解選択肢を選んだ後には、必ず正解の根拠を確認すべきです。

 

2 Part6対策|正解の根拠を確認する

 

Part6対策 スタディサプリENGLISH

 

問題1-1の正解は、Bの「pleased(喜んで)」です。

スタディサプリENGLISHでは、解説欄に正解の根拠が詳しく書かれているので、解説欄をじっくり読みましょう。

正解の根拠に加えて、TOEIC頻出表現やプラスアルファで覚えたほうがいい表現が乗っているため、問題を解き終えた後に解説欄をしっかり読むのが最も大切ですよ。

 

3 Part6対策|スピード音読を実践する

 

正解の根拠を確認した後に「スピード音読」に取り組みましょう。

正しく音読を実践することで、英語を英語の語順で理解する力が向上して、結果的に読解スピードが高まります。

TOEICスコアアップのためには、「英文を読むスピード」が重要なので、ただ問題を解くだけでなく音読によって英語脳を鍛えるべき。

Part6のスピード音読

Part6の音読

 

上記英文は、Part6の長文の中で出てきたセンテンスです。スタディサプリENGLISHでは、問題演習の英文を利用して音読に臨めます。

「お手本音声」をタップすると、ネイティブの英語音声が聞けるので、英語独自のリズムとイントネーション、リエゾンを意識して聞いてください。

あなたがお手本音声と同じように発話できる!と思ったら、実際に自身の発話を録音してみましょう。

正しいリズムやイントネーションで音読することで、リスニング力向上にも繋がるので、文構造だけでなく「音」にも意識を向けるべきです。

 

スタディサプリENGLISHでは、上記で紹介したTOEIC同等の実戦問題に取り組めます。

実戦問題に取り組めるだけでなく、自身の知識を定着させるために、

音読やディクテーション、シャドーイングなど本質的な英語力を上げるためのトレーニングが用意されていますよ。

TOEIC学習は独学でも行えますが、より効果的・効率的に学習したい方は、スタディサプリENGLISHを利用するがアリかと。

「TOEIC同等の問題に取り組みたい」「TOEICスコアを効果的に高めたい」と思っている方は、ぜひ一度無料で体験してみてください。

 

最速でスコアを高めたい方は「TOEIC対策スクール」がおすすめ

 

 

この記事では TOEIC Part6の対策法とテクニック、スタディサプリENGLISHを使った効果的な勉強法を紹介してきました。

スタディサプリENGLISHを利用してTOEIC学習に励むことで、

より効果的なトレーニングに取り組めますが、最短最速でTOEICスコアを上げたい方は TOEIC対策スクールを検討してみるのがアリかと。

TOEIC対策に強い英語コーチングスクールでは、第二言語習得理論に基づいてあなたにカスタマイズされた学習プランに沿って、TOEIC学習に臨めます。

最短最速でTOEICスコアを上げるためには、専属コンサルタントと伴走して「あなたの課題」と「課題の解決法」を教えてもらうのがオススメです。

TOEIC330から915点まで高めた私が実際にスクールを体験してみたので、TOEICスコアを最速で高めたい方は以下記事を参考にしてください。

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TOEIC Part6の対策法&テクニック|まとめ

 

 

この記事では、TOEIC Part6(長文穴埋め問題)の解答手順と対策法、テクニックを徹底解説してきました。

Part6に生かせるテクニックやコツも紹介してきましたが、結局は本質的な英語力を向上させることが最優先ですよ。

現在TOEICスコアが伸び悩んでいる方は、スタディサプリENGLISHやTOEIC対策スクールの力をかりて効果的にスコアを伸ばすのがアリかと。

 

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現在スコア330から915点まで高めた私自身が、マンツーマンでTOEICコーチングを行っています。

5,000時間以上TOEIC学習を継続してきた中で「スコアを高める効果的な勉強法」を自分自身に深く落とし込みました。

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